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    20周年を感謝して
聖書同盟総主事 九喜めぐみ教会協力牧師 小山田 格
   
   

1983年の12月に、本教会がスタートしました。私は、初代牧師として、1986年の7月までの2年8ヶ月間、働く特権に預かりました。私はもともと、本教会の母教会にあたります東京キリスト教会で、留学生を通して救われたのですが、始めは留学生伝導に特別な重荷はありませんでした。神学校卒業後、ある日本人教会で6年間牧会をし、その後3年間米国に留学しました。自分が留学生になったときに、留学生の辛さ、大変さを経験したのですが、そのときに、米国にある中国人教会、また米国人教会のクリスチャンたちに、とてもお世話になり励まされたのです。そのような体験の中で「あなたがたは在留異国人を愛しなさい」(申命記10章19節)というみことばを示され、「今度自分が帰国したら、日本人のためだけではなく留学生のためにも働こう」という重荷が与えられたのです。

帰国した折に、ちょうど母教会が、筑波大学で勉強する留学生たちに伝導するために、教会を始めるところでした。そこで私のビジョンを役員会に話し、初代牧師として任命されたのです。私と家内と3歳の娘が、2階の部屋に住むことになりました。

筑波における約3年間の生活はとても楽しいものでした。当時は主に、台湾からの留学生と医者の家族、また、香港、中国大陸、韓国からの留学生がおりました。学生たちは、一の矢、平砂、追越の、3つの宿舎に分かれて住んでいましたが、そのうちに熱心な伊慶勳兄の発案で、毎週金曜日の夜に宿舎の留学生を訪問することにしました。これは雨の日も、雪の日も、よほどの事情がない限り続けられました。やがて伊兄が卒業することになり、その後を受け継ぐ学生を探したのですが、伊兄が劉冨吉兄を紹介してくれました。それからは、劉兄と二人で訪問を続けました。劉兄は、台南の大きな長老教会の出身で、それまではあまり教会内で奉仕をしたことがなかったそうです。その訪問伝導を通して、劉兄が大きく成長していることが分かりました。

あるとき、中国系フィリピン人のクリスチャンの姉妹が入学したということで、2人で宿舎を訪問しました。やがて劉兄とその姉妹(オーロラ・ロー姉)が、結婚するように導かれました。このことは、劉兄の熱心な奉仕に対する、神様からの最大のプレゼントでした。私は筑波を去ってから、この二人は中心的な存在として教会を支えてくれました。

当時の学生たちは、よく教会に集まって餃子を作りました。日本人のようにご飯は食べないので、何百個も作るのですが、楽しい思い出です。当時は、台湾と中国大陸間には、今よりも緊張関係があったのですが、それにもかかわらず、中国大陸の学生が来て、救われて、洗礼を受ける人も起こされました。また筑波を去る前に、長男の契(けい)が、筑波大学病院で生まれました。

これからも、この教会を通して、いろいろな国の人が救われ、世界宣教のビジョンを持つクリスチャンが多く起こされ、本教会が大きく用いられますようにと、心から願いつつお祈りしております。

   

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